さて昨日は休日。筑波山の北側をお散歩ツーリング。
早起きし損ねて、出発したのはAM9:30・・・となりましたが。
今回のツーリングルートは、筑波山~きのこ山~足尾山~丸山~加波山~吾国山と連なる筑波連山を、なんと、稜線沿い、尾根を結ぶ道をツーリングマップ。ではなく、Googleマップを見ていて発見したので(笑)走ってみようかと。
まぁ、筑波山に詳しい方には当たり前。のルートのようですが。
自分的には、「きのこ山」という名前にぐっとやらやれて、こりゃ行くしかないでしょ。ってな感じで(笑)
筑波山からきのこ山までのルートは4輪禁止の舗装林道。4輪禁止と言う事で、走りやすいか?と思ったら、車が走っていないが故に、
路面は落ち葉で埋め尽くされて、砂利のダートの方が走りやすいんじゃないか?ってな位、路面は濡れた落ち葉でツルッツル。
結構気を使いました。。。
湯袋峠を越えると、4輪も通行可能となり、道も走りやすい舗装林道に。
どんな山よ?と楽しみにしていた「きのこ山」へ快走!
っが、
この看板以外、見所は特に無いような・・・ってな感じの、普通の山。
まっ、「きのこ山」ってな看板見れただけでも、何となくホンワカ気分で悪くは無い感じでしたが。
きのこの形の山を期待していただけに・・・って、そんな形の山あったら、既に筑波山以上の観光名所になってますね(笑)
その後、稜線沿いの道を駆け抜けましたが、この道、かなり気持ちの良い道!時々開ける展望も、関東平野を感じさせてくれるんで文句なし。
途中、道をそれて、
ダートの林道など走りつつ、
小川の脇で一服したりで、本当に良い感じ。
吾国山までで辿り着くと、
駆け抜けてきた山々の姿が一望できて、気分も盛り上がる!
この写真に写る稜線上を走った感じです。
そういえば途中の加波山には
「自由の櫂」と題された彫刻がありました。この加波山は、明治時代、自由民権運動が激化していった舞台になったんですよね~。
加波山事件も実を結ばず、アメリカに占領されるまで民主主義は実現されませんでしたからね・・・
まっ、そんな事はさて置き、吾国山を下り、ここからは茨城県石岡市と合併した旧八郷町の地域を散策。
最初に行ったのは室町時代に建てられたと言う善光寺楼門。
自分好みの、ぎらついた感じの無い地味な楼門だったので、お寺の方もさぞかし。と思い、期待して石段を登っていくと、
ありゃ~・・・荒れてます・・・荒れていますよ。まるで黒澤映画のセットのようです。
何だか、三船敏郎が寺の中に息を殺して潜んでいそうな空気がプンプン。
屋根が崩れるほど興廃したお寺を見たのは久しぶり。
いいのか?と余所者が言う事ではないので、お次の目的地へ。
次の目的地は、まぁ、幕末の人物の中でも、ちょっとマニアックな佐久良東雄の旧宅。
この方、桜田門外の変の。。。と書いていくと長くなるので(笑)、どんな人?と興味をもたれた方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B9%85%E8%89%AF%E6%9D%B1%E9%9B%84
をお読みください。略歴は分かるかと。
インターネットな感じで、便利な世の中を実感。
まぁ本当は、資料館的な雰囲気を期待していたんですが、建物を見た瞬間、見て良いのか悪いのか?と躊躇する位、何だか生活臭がプンプン。どうしましょ。と悩み佇んでいると、家の中からおばあさんが出てきて「遠くから。遠くから見てくださいね。今も人が住んでいますから。」と。冷たい感じで(涙)まっ、今も住んでいるとなると、そんな対応も当然ですね。自分の家に人がどんどん尋ねてきたら。と思うとね・・・
このまま、勢い付けて八郷を堪能しようと思ったら、時間が無くなり、帰路に着かねばいけない時間に。
最後の〆と言う感じで訪れたのは
西光院というお寺。
このお寺は、関東の清水寺と呼ばれていて、清水寺の如く、崖っぷちに建ってます!
そんな訳で、お寺からの眺めは
最高!
ツーリングの〆。ってな感じで大満足。
っが、お寺の下を覗いてみたら
本当に崖っぷちの岩の上に木の土台を築いて本堂が建てられている事を実感して、ちょいビビリ。
このお寺には、平安時代に彫られた
木の仏像も有ります。何だか素朴でよい味出してますが、この仏像、高さ5.9m。
かなり大きめのサイズが故に、言葉にならない迫力が。
この仏像だけでも見る価値ありますよ~!
峰寺山西光院
そんな西光院を後にして、無事帰宅。
う~ん。大満足!
総走行距離は179km。お散歩ですね~。
家から1時間圏内でこんなに山を堪能できるなんて。素敵すぎ。
これからこのルート、忙しい。けど、ツーリングに行って山に突入したい!けど時間が・・・ってな時の定番ルートとなる事は確実。次は、紅葉シーズンに再突入してみま~す!
本当に充実してたな~。
と思い出に浸っている暇は無い!
残りの時間、頑張って仕事しなくちゃ。
そんな訳で、失礼致します。